眼精疲労は放っておかずちゃんとケアをしてください。目の疲れが取れない時の解消法を紹介しますので、眼精疲労に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
目の疲れを感じたら休ませるのが一番です。目の筋肉をほぐすために意識的にまばたきをしてみましょう。まばたきはドライアイ防止にもなりますよ。また、遠くをぼんやり眺めるだけでも筋肉の緊張を和らげられます。毛様体筋は近くの物を見る時に緊張するので、作業の合間に遠くの景色をぼんやり眺めて、筋肉をリラックスさせてください。仕事で長時間電子機器の画面を見る時は、1時間ごとに目を休ませるようにしましょう。目に負担のかからない別の業務を合間にやるのもいいですね。
目を酷使すると通常より多くの血液が送り込まれて血管が拡張します。痛みや充血の原因になるので、その場合は水に濡らして絞ったタオルやハンカチをのせて冷やしましょう。逆に、寝る前には蒸しタオルで温めて目を休ませてください。蒸しタオルは水に濡らして絞ったタオルを電子レンジで温めるだけで簡単にできますよ。最近は市販のホットアイマスクもありますね。目を温めると血行がよくなって筋肉の緊張がほぐれます。また、目を温めることで交感神経から副交感神経に切り替わるので、ぐっすり寝れますよ。
目が疲れた時におすすめの体操を紹介します。眼球を上下に動かしたり、ぐるぐる回したりしてください。また、ぎゅっと目を閉じてから何度かまばたきするのもおすすめです。目の上に軽く手のひらを覆うだけでもリラックス効果がありますよ。目の体操をすれば、筋肉が刺激されて和らぎます。ただし、やりすぎるとかえって疲労が溜まるので、気持ちよさを感じる程度に留めてくださいね。
目の周りにはツボがあるので、それを指で押すのもいいですよ。眉頭の内側で目の上の骨縁のへこんだ部分にある「攅竹」は疲労感や痛みに効きます。目がかすむ時は、こめかみの下のくぼんだ部分にある「太陽」を押してください。ツボを押す時は、指の腹で左右同時に押すようにしましょうね。
目の疲れを解消するためには食事も大切です。各種ビタミンやDHA、アントシアニン、ルテインなどを摂取しましょう。栄養素だけに注目せず、主食、主菜、副菜、乳製品、果物などをバランスよく摂ることも忘れずに。ちなみに、目にいいとされるブルーベリーには、目の神経伝達をスムーズにしてロドブシンを再合成するアントシアニンが多く含まれているんですよ。